小説【人魚の眠る家】あらすじ、ポイントを簡単に紹介!ネタバレなし

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この本に惹かれたのは帯に書かれているキャッチコピーです。 タイトルに[人魚]というファンタジーな単語があるのに、 キャッチコピーは対照的で一体どんな話なんだろうと気になって読みました。 大切で愛する人をもつすべての人に読んで欲しい1冊です。
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作品紹介

[人魚の眠る家] 作者:東野圭吾 出版社:幻冬舎 初版:2015年11月20日

作者紹介

東野圭吾(ひがしの けいご) 1958年大阪府生まれ。 1985年デビュー作の[放課後]で第31回江戸川乱歩賞を受賞。 1998年[秘密]で大ブレイク。 映画、ドラマ化され第52回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞。 2009年6月より日本推理作家協会の理事長に就任。 2014年より直木賞の選考委員となる。 代表作:[秘密] [白夜行] [容疑者Xの献身] [ナミヤ雑貨店の奇蹟]

簡単なあらすじ【ネタバレなし】

公式サイト引用
夫と娘、息子の四人家族。 一見順風満帆で幸せそうな播磨家ですが、 実は夫の浮気によって夫婦間は冷えきっていて、 離婚に向けて着々と準備を進めていた。 そんな仮面夫婦の生活も 娘の小学校受験が無事おわったら終了と思っていた矢先、 娘が事故にあい脳死状態に…。 愛する我が子が脳死と判断されたとき、 母親の愛と狂気が織り成すお話。

脳死という重いテーマだけど読み終わったらスッキリ!

いつもと変わらない日常のはずだったのに、 娘が事故にあったと連絡をもらって 病院に駆けつけると脳死判断をされてしまう。 もうここで一気に気持ちがずーんと重くなったけど、 で?どうなるの!?とか、 もしかしたら…と期待しつつ作品のテンポもよくて 気がついたら一気に読んでしまいました。 読み終わったあとはいろんな意味でスッキリした気持ちになります。

途中から涙がとまらない…・

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「答えてください。娘を殺したのは、私ですか。」 最初この一文を見たときはえ?なに?何があったの!?と ハテナばかりだったけど、 読んでみるとこの一文の意味、 このセリフを言ったときの母の切なさ、悲しみ、くやしさ、 そして無力ささえも感じました。 もう涙がだーだーです。 さらに「子供のために狂えるのは母親だけ」というセリフが作中にあるのですが、 これにも激しく共感し、 胸がぎゅーと締めつけられました。 大切で愛する人がいるからこその葛藤や迷い、 他人から見たら間違ってることでさえ 自分だけは正しいと思い突き進んでしまう気持ちは痛いほどわかるし、 登場人物たちそれぞれの立場や視点になってみると、 誰が正しくて、誰が悪いかなんて決められないのがまたもどかしくて泣けます。 わたしは何度も胸を締め付けられて涙してしまったので、 外出先ではなく、お家で読むことをおすすめします。

伏線を全回収!さすが東野圭吾作品☆

まずプロローグから物語が始まります。 それから本編に入って、 途中ん?と思う登場人物もいたのですが、 すべて最後はきれいに回収してくれます。 さすが東野圭吾作品!と納得の結末です。 エピローグで気持ちが少し軽くなって ちょっとだけ爽やかな気持ちになりました。

現代にとっての問題提起作

公式サイト引用
東野圭吾さんはミステリーの作品が多いのですが、 こちらの[人魚の眠る家]は家族愛と社会問題をテーマにしています。 現在日本での[脳死]や[臓器提供]は長い間社会問題とされてきました。 とくに小さい子の場合は肉親が臓器提供をするかどうかを決めなくてはいけない。 その責任の重大さやメンタル面の負担や 脳死判定うけてから臓器提供までの流れを この作品を通して少しだけ知ることができました。 日本では臓器提供についてまだまだ認知度が低いので、 この作品を通して考えるきっかけになる人が増えるといいなと強く思いました。

ネットやツイッターの反応

かなり重いテーマのお話ですが、 読み終わったあと気持ちが軽くなるような結末だったり、 今までなんとなく他人事だったテーマだけど、 もし自分だったらどうするんだろう…と 考えるきっかけになったなど、 様々な感想がありました。 さらに人間の死の定義はなにかについて 改めて考えるようになった声もあります。 そしてこちらの作品は2018年に映画化されています。 私自身は好きな書籍が映画化されることがあんまり好きではないのですが、 たまたま観る機会があったので映画も観ました。 篠原涼子さんが演じる薫子に涙がとまりませんでした。 ただ1人必死になって我が子を守る母親の姿が痛々しくて、 何度も胸をえぐられる気持ちになりました。 原作と映画両方おすすめです。
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まとめ

公式サイト引用
とにかくタオルを用意して読んでほしい1冊です。 脳死や臓器提供について私は考えたことがありますし、 臓器提供の意思カードも記入済みで持ち歩いているのですが、 これが自分の子供の話になると 落ち着いて冷静に考えられるかは分からないです。 脳死だからもう目を覚ますことは難しいというのは 頭では理解しているけど、 気持ちが納得できない、諦めつかないのもわかる。 しかし臓器提供によって助かる命があるのもわかる。 その葛藤に自分だったらどうするか本当に何回も何回も考えさせられました。 正解なんてないと思います。 作品の中に登場した人たちも正解がないからこそ悩み迷い それぞれの正解を貫くしかなかったのだと思います。 私はこの作品に出会って貴重な時間を過ごしたと思いました。
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こちらの作品は電子書籍がないようです。 本当に申し訳ありません!今回は紙の本を涙で濡らしてみてください(*^^*)

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